初めて愛なんです。
恋はするもの、愛はされるもの。
だから二人がお互いに恋をしたら
相対的に自分は愛されてるんです。
恋と愛は同じもの、どちらから見たかって違いしかないんです。
愛になって始めて完成なら
片方の恋じゃ足りないんだよね。
そんなことを実感する卒業直後の別れの季節です。
自分でも引きずってるのは解るんだけど
多方面からいろいろな話を耳にします。
知れば知るほど実態に近づく真相は一つ。
『あの人の気持ちは結局全部嘘だった』
ってことだけです。
あの約束も、あの言葉も、あの時うなずいてくれたことも
自分の気持ちがつたわってると思ったことも全て嘘。
それが自分の中で核心になっていく違和感がないのがまた怖いんです。
離れ離れになった瞬間から全部自分で解ってたんじゃないか。
たまにそう思うんです。
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